みなさん、こんにちは。
私は、今年、論文試験にやっと合格することができました。2011年の論文試験突破を目指している受験生の皆さんが、私と同じ過ちを犯さないようにと思い、自らの恥を顧みず筆を取らせていただきました。
私はこれまで10年以上にわたり、L予備校の論文合格完成講座、論文合格完成答練、論文マスター講座、論文マスター答練、W予備校の論文答練等、「これで論文試験突破」と銘を打った数多くの論文講座・答練を受講してきました。このゼミに出会うまでに、受験予備校に支払った「お布施」の額は、既にBMW3シリーズが買えるほどの額を上回っていました。しかし、法学部出身でない私は、法律的な論文答案をどのように書いたらよいのかが判らず、皆さんが持っているのと同じ予備校が提供するレジュメこそが、法律的な正しい論文の書き方を示しているものと信じきっていました。
予備校で配布される「模範答案」を目指して、言われた通り忠実に「侵害の定義(侵害とは〜)」を必ず書いていくつも項立てして項目を挙げるよう努力した結果、答練での成績も伸びるようになりました。
ところが・・・・・
どうしても、本試験では合格することができないんです。「もう、このまま論文試験には合格できないのではないか。」そう諦めかけていたときに、望ゼミの「論文過去問解析講座」と出会いました。説明会に参加したときは、それまで非公開だった私ゼミであったせいか、予備校のように立派でもなく、なんとなく不安なイメージを受けましたが、講師の方の法律的な論文の書き方の説明を聞いて目からウロコ。「そうだったのかー!!」、それまで抱えていたモヤモヤが吹き飛んだような感じでした。もちろん、即日申し込みました。
この講座は、それまで他の予備校では決して教えてくれることのなかった法律答案の書き方を身につけさせてくれました。そして私はこのとき初めて、「今まで間違っていたんだ…」と気づき、BMW3シリーズ分のお布施を払ってきた自分を心から悔やんだのです。「論文過去問解析講座」に続いて、「速習合格力完全マスターゼミ」に通い、改めて逐条解説のポイントを教えてもらい、きっちり通読しました。
私はこれまで弁理士試験の論文式筆記試験を8回受けました。この講座を受ける直前の論文試験(6回目)の評価では特実・意匠・商標の順に「D・C・C」(ダウ・ケミカル・コーポレーションと呼んでいます(苦笑。)であったのが、この講座を受けた後の論文試験(7回目)の評価では「B・A・A」と大きく合格へと近づき、そして今回(8回目)、永年の念願であった論文試験合格を果たすことができました。
最近の論文式試験は、複雑な事例問題であるだけでなく、特許庁のHPを見ると、法律学者の先生方や、元判事・弁護士の先生方等が採点を行っています。ということは、正しい法律答案の書き方を身につけなければ地雷をふんでしまい、私のような笑えない評価になってしまいます。もちろん、どの予備校を信じるかは皆さんの自由だと思います。しかし、私と同じ過ちをせず、一年でも早く合格されますことを、心から祈っております。
講師陣コメント
T.Sさん。合格本当によかったですね。最終合格後に盛大なお祝い会しましょう。もちろん今年に。
それと、アドバイスありがとうございました。BMWのくだりは、運営側も読んで爆笑してしまいました。でも、却ってこういう格好つけない実感のあるアドバイスは、これから合格しようと頑張っているゼミ生の皆さんにとって、物凄く価値のあるものだと思います。今後のご活躍をお祈りしております。